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カテゴリ:考えの変化、経過(私見)
  • 現在の立場について
    [ 2009-05-09 15:27 ]
  • このブログをどうしてつくったかというと
    [ 2009-04-12 19:14 ]

2009年 05月 09日
現在の立場について
またつまんないエントリを書いてしまって…という反省も込めまして、

今現在のライター田中の立場をまずはまとめたいと思います。



ブログ開始当初の立場>フルタイムで仕事をしているんだけど、収入が低い。食えない。

現在の状況と考え>作品が売れはじめたので、フルタイムでも印税で補われ、食べられるようになった。
振り返ってみると、作家としての初期には、作家の仕事を削ってでもアルバイトなどをするのが妥当なので、他の人にもそう勧めると思う。



ブログ開始当初の立場>児童書の出版社は印税率が低い。

現在の状況と考え>絵本に限って言えば、それほど低くない。読み物の挿絵の印税率と発行部数は一般にとても低いので注意を要する。連続して受けないか短時間で仕上げなければならない。



ブログ開始当初の立場>児童書業界は保守的すぎないか?

現在の状況と考え>厳しく言えば保守的すぎるところは淘汰されて行くと思う。新興の出版社と入れ替わるなどして出版文化自体は残るでしょう。多分。



ブログ開始当初の立場>安い、食えないのは古い仕組みのせいなので、意識を高めたい

現在の状況と考え>古い仕組みや人々の意識はそう簡単には変わらないようである。これを延々嘆くだけでは面白くない。



ブログ開始当初の立場>業界内異業種の交流をしたい。

現在の状況と考え>おおやけに仕事の話ができるのはフリーのしがらみのない人だけ。よって書き込む人の立場は偏ってしまい、この目的にはブログは適していない。そのうちいい方法や場所が見つかるだろうと思っている。



という感じです。

以前に書いたエントリは私の正直なことなのでログとして残しますが、
このブログの今後の立場としては、フリーランスの横のつながりのひとつとして、質問などを共有する場にしたら良いかなと思います。基本的には、他の場所から児童書業界に入って来た人が最初にかかえる問題に答える、というような内容になっていくのではないかと思います。ただしこちらへ寄せられるコメントで確実に「子どもの本」の業界に居るのは田中清代のみと考えて頂き、よっていわゆる業界メーリングリストなどよりも不確実な答えになるということをご承知置きください。

そういうわけで、ご質問、投稿などお待ちしております。

田中清代

by ehon_no_shigoto | 2009-05-09 15:27 | 考えの変化、経過(私見)
2009年 04月 12日
このブログをどうしてつくったかというと
このブログがどういう思いをもってつくられているかという点について
改めて少し振り返ってみたいと思います。

ブログをつくったきっかけは、新たに絵本の分野へ参入した画家さんの素朴な疑問からでした。
「どうして、絵本の仕事の実情ってこうなの?」
そのころ私は仕事をして数年経って、仕組みに慣れていましたし、普通はこう答えるのではないでしょうか。
「絵本(児童書)はちょっと特殊なんですよ」 と。

ところで、そうやって皆仕事を始めてから慣れて行くわけですが、私自身も仕事を始めた当初はびっくりすることが多かった。それで「そういうもん」と慣れる前に自分が感じたことを、他の人も同じように感じるだろうか?という興味がわいたのですね。
もう一つは、出版社で働いている人たちも、ひょっとして、同じ立場を知ったならば、私や友人が感じたのとおなじように感じるだろうか? という興味も同時にわいたのです。
もしそうならば、多少の”特殊”な部分を変えるきっかけになるんじゃないかと。

ある意味、実験をしてみたかったのだと、思います。
ただ、叫ぼうとか、運動をしようとか、、、そういう風には思っていなかったので、私が何を望んでいるかという話になると、ちょっとややこしくなってしまいます。このブログのコンセプトとは少し離れた希望を私は持っていて、(それは前のエントリに書いた、絵本の画家や作家がもっと増えて、層が厚くなるとか、活気が増すとかそういうことなのですが)そういう望みとは別に私は実験の結果を愉しみにしているという立場なのです。

その結果がどうなのか、またどうすればうまく引き出せるのか、まだよくわかっておりません。
が、そろそろ、次のステージへの移り時なのかな? とは思っております。

田中清代

by ehon_no_shigoto | 2009-04-12 19:14 | 考えの変化、経過(私見)